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により2020年7月7日 , 09:06に更新されました。
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避妊済の牝猫で名前は「あむ」、４歳の雑種で体長は約５０ｃｍ、完全室内猫です。
毛が長く、色は全体に茶と黒ですが、顔の右半分と左前脚が黄土色なのが特徴です。
黄緑～黄色の目で、鈴と魚の骨のデザインのついた草色の首輪をしていました。
警戒心が強く、室内でも来客があると滅多に姿を見せることがないほどです。２月１３日に家から出て行方が分からなくなっています。場所はマップのところです。
https://goo.gl/maps/4Ynkcd1YNT52
はじめての「脱走」ですが、家を出た時刻や向かった方角が不明です。
この２か月間、ご近所のみなさんのご協力をいただいて探し続けていますが、確実な情報が得られません。
何かの事情で家から遠い場所に移動している可能性もあるかもしれませんので、広くご協力をお願いします。
似た猫を見かけたり、保護した方はご一報ください。どんな情報でも結構です。よろしくおねがいいたします。
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昨夜、1年5か月ぶりにあむが家に帰ってきました。
親切な方が保護してくださっていたことがわかり、迎えにいってきました。子猫のときに拾ってから完全家猫で、しかも避妊の雌、きっと遠くへは行かないだろうと、最初は近場から捜索しましたが見つかりませんでした。
徐々に範囲を広めて歩き、ポスティングと聞き込み、掲示板への張り出しのお願い、新聞折込も何度か行いましたが、それでも見つかりませんでした。
目撃情報はたくさんいただき、カメラや捕獲器の設置もしましたが、人（猫？）違いが続く日々。いっしょに探してくださった方のほうががっかりしてしまい、申し訳ない思いでした。特徴のある猫なのですが、そっくりさんが意外に多かったことは驚きです。いくつかの情報が点と点でつながり、最も捜索を広めていなかった方角に手を広げたのが今年の3月。住宅街が続き、交通量の多い広い道路を挟むため後回しになっていたところです。ここでもそっくりさん事件が続き、もうそろそろ別の地域かな？…と思っていたところ、チラシの情報がＳＮＳでつながり、急展開。わずか3日であむにたどり着くことができました。
地域のみなさんによると、かなり早い段階で2キロも離れたその場所にたどり着いていたことがわかりました。最初は地域猫として住みつき、しばらく暮らしていたそうです。人見知りで絶対よその人に近寄らなかったあむが、スリスリ、ミャーミャーしてみなさんに可愛がられていたようです。生き延びるためにキャラを変えたらしく、ガリガリだった体も徐々にふっくらしていったそうです。首輪も外れていたので、野良と思って保護してくださった方のもとで1年ほども過ごしていました。
拾ったときは、横隔膜が破れていてあと1日か2日の命…、大手術で九死に一生を得た子です。決して丈夫な体でないことや、人になつかない性格では生き延びることができないのでは…と不安ばかりの日々でしたが、あむはしっかり、したたかに生き抜いていました。よくよく強運の持ち主だと思います。
あきらめかけそうになるたびに、必ずどなたかから情報があり、私たちも捜し続けることができました。チラシはもう正確な枚数はわかりませんが、7～8千枚ほど撒いたでしょうか？掲載した電話番号には、たくさんの情報やアドバイスをいただき、嫌な思いをすることは一度もありませんでした。
あきらめないで…とはすごくしんどいことなので、軽々しくは言えないのですが、あきらめずによかったと思います（1年過ぎてからは、ここまでやったんだから…と自分たちを納得させる作業になっていた感も正直あります）。ご協力いただいたみなさんに心から感謝いたします。ありがとうございました。
添付画像:
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